医療を取り巻く社会の変化…職場メンバーの価値観の多様化…「変化する環境下でも職員間の信頼感を高め安心できる職場風土を醸成したい」という思いから「心理的安全性を高める」研修の導入をご決定いただきました。
導入先病院プロフィール
エリア | 千葉県 |
---|---|
病床数 | 約400床 |
導入サービス | 心理的安全性を高める研修 2023年11月 |
きっかけ
価値観が異なる若手職員とのコミュニケーションやかかわり方に苦労する職員の姿が散見された。また、若手職員も先輩や上司に対して心理的な距離感があり、率直に思いを伝えられない状況がうかがえた。よりよい人材育成のためには、職員同士の信頼関係があることが土台となるのに、それがゆらぎかねない危機感を感じた。
抱えている課題
- 若手職員と先輩職員や上司とのコミュニケーションの不活性化
- 若手職員へのかかわり方で悩む先輩職員や管理職の増加
- 先輩職員や管理職に対して率直に意見や思いを伝えられない若手職員の増加
- 早期にメンタル不調を訴える若手職員の増加
提案内容
①管理職を対象とした「心理的安全性向上研修」
②誰もが気軽に相談できる電話相談「よろず相談」窓口の設置
③若手メンバーのストレスコントロール向上を目指した「ストレスマネジメント研修」
心理的安全性研修実施後のアンケート結果
全体評価としては「この研修に参加して良かった」と思う方が100%と満足度の非常に高い研修となりました。特に「参加者同士で自由な発言や率直な意見交換ができた」「理解や気づきを深めるよう講師が運営」が良い点として挙げられました。
総合評価
設問:全体を通してこの研修に参加してよかったと思いますか
参加者の感想
- とても楽しくわかりやすかったです。
- 新しい気づきになりました。
- とても楽しく自己特徴を振り返れました。
- 力をぬいて参加することができました。
- とてもわかりやすく、ためになりました。
- まなびを続けられるようにしたいです。
- 院外講師のため素直な気持ちで研修を受けられて良い。
- 楽しかったです。ありがとうございました。
- 次回もやってほしい。
詳細評価
グループワークでの気づき
- 模造紙を貼り出していただいたので、他のグループの意見をしっかり見ることができました。
- 理解をすすめ、考えをまとめるプロセスとして分かりやすかったです。また、自己分析では、自分の傾向を知ることができました。
- 新人から先輩まで、みんなで意見をいう場が大切
- できていること、課題が明確になった
- 自己分析ができ、自身の傾向を知る機会となった。
- 自身のリーダーシップ、行動、考え方を理解できた。
研修で学んだことを職場でどのように活用するか
- 心理的安全を高めるためには、価値観の違うもの同士、相手を知ろうとすること、相手に知ってもらうことが大事で、それをスタッフにわかってもらう努力をしようと思います。
- 自身の理解、対話
- 管理者自身が心理的に安定している事が職場の心理的安全性を高めるために大切である。 管理者も一人で抱え込まず他者を巻き込んで問題解決を行う。
- まずは、自分の心理的安全性
- 自分自身が心身共に安定していることが大切。
- 管理者の心理的安全性の保持
- 心理的安全性はゴールではなく、その先に目的があること。
- 心理的安全性のある職場は、直ぐに作る事ができず、話す事で少しずつ相互理解の輪を広げていく事だと感じた。